RIKACOプロデュースの舞台が開幕 長男の渡部樹也が脚本・演出 芸能人2世が3人集結

[ 2023年2月3日 19:05 ]

舞台「どうか妹だけは助けてください」のゲネプロを行った、前列左から、平川結月、林カラス、小園凌央。後列左から、脚本・演出の渡部樹也、福地展成、水野絵梨奈、TEE
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 RIKACO(56)がプロデュースする舞台「どうか妹だけは助けてください」が3日、東京・池袋のシアターグリーンBOX in BOXで開幕した。

 RIKACOと前夫・渡部篤郎(54)の長男・渡部樹也(28)が脚本・演出を手がける人間ドラマ。主人公の男は、過去のトラウマをきっかけに目が見えなくなった妹のため、贖罪の思いから不当な労働を続けてきた。妹を助けるため、悪魔とある取引をし、物語が展開していく。開演前の取材で、樹也は「人事を尽くし、良い舞台になりました」と自信を見せた。

 キャストには、ヒロミ(57)と松本伊代(57)夫妻の長男・小園凌央(27)や、哀川翔(61)の三男・福地展成(26)もおり、芸能人2世が3人そろった形。3人の親はそれぞれ交流があり、樹也は福地と幼なじみ。樹也は「家が裏に回ってすぐなんですよ」と話し、今作も脚本を書いた時にすぐに見せに行ったという。一方で小園とはこれまで縁がなく、福地を通じて知り合った。

 会見を見守ったRIKACOは「みんなが頑張ってる姿みるだけで涙が出る。最高のメンバーに出会えた。展成と凌央と樹也がつながってくれてうれしい」と話した。

 それぞれの親について語る場面も。小園はヒロミについて「ああ見えて恥ずかしがり屋さんなのでアドバイスとかはない。バラエティーにも出るので、“ドッキリだとわかっても貫き通せよ”というぐらい」と笑った。樹也はRIKACOについて「パブリックイメージのお母さんと現場にいるお母さんの差はないので、良くも悪くもRIKACOって感じがしてます」と明かし、RIKACOも笑っていた。

 今作は人気ブランド「ヒステリックグラマー」が衣装を提供するなど、オシャレな衣装や舞台空間づくりにこだわった。舞台に縁がなかった人にも見てほしいという思いからで、RIKACOは「Z世代が盛り上げてくれたらいいと思うと、やっぱりお洒落な方がいい。若者からも支持を得られそうだし、つながらなかった方がつながるきっかけになる」と狙いを明かした。

 主演は林カラス(26)。こちらは福地から声をかけられ、RIKACOから「やってみない」と言われ出演を決めた。ほかに平川結月、水野絵梨奈、歌手のTEEが出演。

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2023年2月3日のニュース