TKO・木下「悩みました正直。ここだけの話…」相方・木本の投資トラブル会見の裏側、コンビ仲を語る

会見でポーズをとるTKO・木下隆行（右）と木本武宏
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　お笑いコンビ「TKO」の木下隆行（51）が、2日深夜放送のMBSラジオ「ゴチャ・まぜっ天国！」（木曜深夜1・00）に出演。相方・木本武宏（51）が1月23日に開いた巨額の投資トラブル問題に関する記者会見の裏側を語った。

　記者会見で木本が問題のいきさつを説明し謝罪。運用を任せた2件の投資のうち、仲間10人から集まった1億7000万円を預けた1件の投資家からは、返済が始まったことなどを明かした。会見場には木下も現れ、コンビでの再出発を誓った。

　番組冒頭から記者会見の話題となり、共演する大久保佳代子が「難しいよね。迷惑かけた謝罪もあるし、今の経過も話さなきゃだし、ふざけるわけにもいかない。でもなんか芸人としてちょっといきたい感じもある」と謝罪会見ながらも芸人としてボケを披露しなければならない空気もあったと振り返った。

　木下は「悩みました正直。ここだけの話、それこそシルクハットもそやし半ズボンもそやし、ヒゲ書くとか色々考えました。いろいろ」と小ネタを仕込むか悩んだと告白。「お笑い芸人として、さんまさんがバツイチの時にバツって書いたん素敵やなって。芸人やからね」と明石家さんまが離婚会見の際におでこに×印を書いて会見に臨んだ例を出し「いろいろ考えましたけど自分らで会議して全部蹴りました。普通でいくと」とボケを入れずに真摯に謝罪、説明することに決めたと明かした。

　すると、大久保が「木下さんが木本さんに“しっかりしろよ”って言って、“お前も“”みたいなのを両方できるわけじゃないですか。どっちともできるブーメラン。最高の双方向。最高のコンビですよ」と再起をかける2人にエール。

　木下は「僕らどっかね不思議と、2人ともこういうことなったじゃないですか。こんなこと他のコンビでない。不思議な人生送ってる変なコンビ。迷惑かけて反省だらけのコンビ。木本は巻き込まれ、僕はやっちゃったから」と自身のパワハラ問題にも触れた。その上で「でもそういう2人がね、地に落ちたわけですよ。同じ景色を見ることによって今、一番仲が良いんです。本当に不思議」と現在が最もコンビ仲が良好と断言。「今までネタ合わせするのにケンカする。ネタのためにやけど、“あー嫌やな”って扉開けてたのが、今はもう早く顔見たくて。向こうも同じ景色見てるから言葉要らずなんですよ今」と2人の空気感を説明し「年齢もあるやろうし、可愛そうって思いがどっかある。木本も“（木下を）松竹に戻せなかった。ゴメン”ってずっと言うてきてる。お互いどっか申し訳ないし、可愛そうって思いがどっかにあるので、逆にねつつけないなんですよ」と2人とも傷を抱えたコンビと明るく笑っていた。