三遊亭好楽 愛妻に六代目円楽さん…最愛の人を立て続けに亡くし「本当に両手を…」

[ 2023年1月24日 14:14 ]

円楽さんをしのんだ三遊亭好楽
Photo By スポニチ

 落語家の三遊亭好楽(76)が、24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。20年4月に大腸がんで亡くなった愛妻・とみ子さん(享年72)、昨年9月に肺がんのため72歳で死去した六代目三遊亭円楽さんとの思い出を語った。

 好楽は若い頃、円楽も含めた落語家メンバーでよく野球をやっていたことを振り返り、好楽の自宅近くだったことから「終わると、うちの団地に来る」と18人で飲み会を開いていたという。「エレベーターもない団地ですから、歩いてくるとスパイクの泥が落ちる。それをうちの母ちゃん(とみ子さん)が掃除して、“お風呂沸かしてあるから一人ずつ入りなさい”ってタオル山積みにして。ビール72本、3箱冷やして、下に肉屋さんあるからメンチカツとコロッケ。“お腹空いた人はカレー煮てあるからご飯炊いてあるから食べなさい”って。一番安い宴会ができるんです」ととみ子さんがテキパキと動いて自宅で飲み会をしていたと感謝した。

 親友の円楽ととみ子さんも親交が深かったといい「“楽ちゃん”ってうちの母ちゃんは言うし、“とみ姉ちゃん”って、そんな仲でした。うちの母ちゃんが亡くなった時は(円楽が)一番最初に車で来てくれた」と訃報に一緒になって悲しんでくれたと振り返った。

 そんな最愛の妻、親友を数年の間に亡くし「本当に両手切られたみたい。もがれたみたい。相談できないんだからね。“これやる時、どうしたらいいんだろう”って的確に頼りない兄さんを応援してくれてた」と2人がいない現在を悲痛な表情で語った。

続きを表示

2023年1月24日のニュース