和田アキ子　高橋幸宏さんを追悼　YMOは「テクノポップのブームを作られた3人」「大人の感じが」

歌手の和田アキ子
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　歌手の和田アキ子（72）が21日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。今月11日に脳腫瘍により併発した誤嚥（ごえん）性肺炎のため死去した「イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）」のメンバーで日本を代表するドラマー・高橋幸宏さん（享年70）を追悼した。

　和田は「一世を風靡（ふうび）したYMOですからね」と切り出すと、「私は細野晴臣さんに『見えない世界』っていう曲を作っていただいて。で、『エッセンス・オブ・カプリコーン』ってコーラスに、黒人の。日本で初めてだったんですよ、黒人のコーラスグループを付けたのが。3人」と回顧。「あの当時はもう楽屋だけでも大変でしたね。あと作法も教えなきゃいけないし」と懐かしそうに語った。

　YMOについては改めて「やっぱりテクノポップっていうかそういうののブームを作られた3人って言うか。大人の感じがしましたよね。昔から。私たちが中学生だとここはもう大学生みたいな感じでしたね」と感想を語ると、高橋さんについては「闘病されていたんですね。うーん。リハビリを。まあね。ご冥福をお祈りしますしか言いようがないですね。残念ですけどもね」と語った。

　また「本当に今、坂本龍一さんもなんかね、がんと闘ってらっしゃるっていうことですから。変な言い方ですけどみんなそういう病気になる年齢にはなってきてるんですよね。でもそれをどう乗り越えるか、どう受け止めるか。どう生きながらえるかっていうのは本人とか、周りのサポートとかいろいろあると思いますけど、これも運命ですからね。本当に。安らかにお眠りください」と話した。