YMO細野晴臣「高橋幸宏は大スターだった」ツイッターで初コメント「今更ながら…」盟友の人生称える

[ 2023年1月21日 04:57 ]

デビュー50周年記念のドキュメンタリー映画「NO SMOKING」の舞台あいさつを行った細野晴臣=2019年11月撮影
Photo By スポニチ

 11日に亡くなったイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のドラマー高橋幸宏さん(享年70)に、YMOのベーシスト細野晴臣(75)が20日、初めて追悼のコメントを発表した。

 ツイッターに「人の人生は一冊の本のようだ」との書き出しで文章を掲載。「いま、『高橋幸宏』という本を読み終え、多くのファンがあとがきを書こうとしている。物語は終わったが本は消えず、ずっとそこにある」と、高橋さんをしのぶ多くの声を表現した。「幸宏の死は世界に反響を及ぼした。彼が海外のミュージシャンに与えた影響の大きさを今更ながら知り、高橋幸宏が実は大スターであることが判明した」と人生を称えた。

 出会いは1968年。細野が立大2年生、高橋さんが高校1年生の時。高橋さんは生前、細野について「最初から僕はファンだった」と語っていた。その言葉を裏付けるように、細野がYMO結成を提案した時、尻込みした坂本龍一(71)とは対照的に、高橋さんは目を輝かせて快諾したという。

 YMOだけでなく、2人のユニット「SKETCH SHOW」も結成。年齢は細野が5歳上だが、関係は互いに認め合う「同志」だった。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月21日のニュース