ユーミン 荒井由実から松任谷由実への“芸名”変更のワケ「愛情の問題とはまた別次元で…」

[ 2023年1月21日 12:49 ]

松任谷由実(2017年撮影)
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 シンガーソングライターの松任谷由実(69)20日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(後10・00)に出演。荒井由実から松任谷由実へと名前を変えた本当の理由を明かした。

 昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でユーミンは“松任谷由実 with 荒井由実”として新旧のユーミンのコラボを披露した。ユーミンは1972年に荒井由実としてデビューし、その後、1976年に松任谷正隆氏と結婚し、松任谷由実としての活動をスタートさせた。

 ユーミンは「荒井由実っていう名前のままでも良かったんだけれど、“松任谷”っていう方が名前がカッコイイ気がしたっていう、単純な理由。3文字の威力に“これは変えてみたいな”って。愛情の問題とはまた別次元で。ちょっと遊び心」と茶目っ気たっぷりに“芸名”変更の理由を明かした。

 さらに「私自身は本名で仕事をしたいっていう、ずっとそういうのがあったから。荒井由実もその時点で戸籍上の本名だったし」と本名を使うことへの強いこだわりも告白。「なぜかというと、その時代、70年代はさん然たる芸能界、歌謡界とか、アイドルの世界で、みんな芸名、自分でそこに差別化を求めていたのかも。アイデンティティー、“自分は本名でやるんだ!”っていう」と続けた。

 「結婚すると、当然、戸籍上の名前も変わるから。もうそろそろ、夫婦別姓とかっていう、ささやきだされていた時ではあったけれども、私はあえて変えたんですよね」と振り返った。

 それでも「この世界、名前を変えるって大変なことなんだ!って後で気付いて」とも。「名前ありき。お客さんも名前に付いているところがあるので、松任谷由実になってから、1年半ぐらいして、活動を本格的に再開しようって時に、地方にコンサートで行くと、ポスターに“元荒井由実”とか書いてあったりもした」と“芸名変更”での苦労も漏らした。

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2023年1月21日のニュース