堂本剛「KinKi　Kidsは2人でやりたいこと」「僕は1人ではKinKiはやらない」

「KinKi　Kids」堂本剛
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　「KinKi　Kids」の堂本剛（43）が20日、後輩グループ「Kis―My―Ft2」が番組MCを務めるNHK　BSプレミアム「ザ少年倶楽部プレミアム」（第3金曜後6・00）に堂本光一（44）とともにゲスト出演。プライベートな時間や音楽への思い、グループへの思いを明かす場面があった。

　朝8時までゲームをしていると明かした光一に続いて、自身のオフタイムについて後輩たちから聞かれた剛。「僕は曲をいっぱい書き続けてきてるので。だいたい書いてる。これはストイックとかでもないし、書きたいから書いてるだけやから。書いたら打ち込んだりもするし。家で打ち込んで、デモテープつくって、アレンジして。それをまたスタジオに持っていくためにオフの日は使わなきゃいけないから。キンキもやってるし、曲もどんどんつくってたりすると、そのオフを使わないと無理。できない」とまずは明かした。

　その流れでキスマイメンバーから「曲を書かれる時は常に『KinKi　Kids』として考えてるんですか？」と質問が飛んだが、剛は「いや」と即座に否定。「『KinKi　Kids』は2人でやりたいことやから。僕は1人ではキンキはやらない。だから1人でやる時っていうのはもう1人の話。家族旅行か1人旅行かみたいな感じで」とその感覚を語った。

　「キンキに楽曲を書く時は光一がいるから。どんなふうな歌詞がいいかなとか、メロディーがいいかな、にはなるけど。1人の時は僕はただ歌うだけやから。僕は突発性難聴もやったし、耳に不自由があるから。（自分でやれば）自分が歌いやすいラインとかを自由につくれちゃうから。それでいろいろつくってアレンジ考えたらこんな感じがいいかなっていう。だから料理してんのと一緒で。つくるのが好きみたい」と剛。「いまだにパソコンのなかにキンキ用に書いた曲で（世の中に）出してないやつもあるし、自分用に書いたやつも出してないやつもあるし」とし、「キスマイ用は…書いてないな」と続けて笑いも誘った。

　だが、いつかは書いてほしいの声に「いつでも書くよ」とキッパリ。「後輩くんにはいつも言ってるけど、いつでも書くよ」と続け、「さっき光一も言ったけど、先輩・後輩とか関係ない。出会いやから。そういう交わるタイミングがあれば」と言い切った。

　前のめりになるキスマイメンバーに「だから…ね。『五階堂』って歌、書く」と二階堂高嗣（32）の名前をいじってニヤリとした剛。またもしっかり笑いを誘いつつ「グループでしかかなえられない夢もあるし、1人だからかなえられる夢もあるから。どっちもかなえたらいいと思う」と後輩へ真摯（し）にアドバイスを送ると、キスマイメンバーたちも深くうなずいていた。