阪神大震災28年 北斗晶はメキシコ修行中で言葉分からず「日本全部がそうなっちゃったのかと」

[ 2023年1月17日 17:57 ]

北斗晶
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 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(55)が17日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、この日で発生から28年を迎えた阪神大震災の当日を振り返った。

 震災が起きた95年はまだ現役で、メキシコで修行していたころだった。「マネジャーの家に居候させてもらったの。おばあちゃんとか、みんないる家族の中に。“晶、日本が大変なことになってるよ!”って言われて」。急いでテレビを付けたところ、目に入ってきたのは無残な光景だったという。「よく震災の時に出てくる、高速道路が割れてバスがぶら下がっているみたいなのが映ったのよ。火事になって煙が上がっているところとか。ただ、どこなのか分からなかった」。スペイン語の会話は分かるようになっていたものの、表示されるテロップなどは「ハポン(日本)」くらいしか読めず、発生した場所が分からなかったと明かした。

 家族の安否を確認するため、日本に国際電話をしたという。「すぐに親に電話したらつながらない。コレクトコールでもつながらない。電話がまったくつながらなくて、日本全部がそうなっちゃったのかと思って」。それでも電話をし続けるしかなかったようで、「連絡取れない。どうしたんだろう、どうしたんだろうって。電話するしか手段がなかったから」と、不安だった当時を振り返っていた。

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