堂本光一「両作品見て」“ダブル”SHOCK 昼は本編、夜スピンオフ フライングついに“完全復活”

[ 2023年1月17日 04:00 ]

笑顔で意気込みを語る堂本光一(撮影・尾崎 有希)
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 KinKi Kidsの堂本光一(44)が16日、都内で主演舞台「Endless SHOCK」の製作発表を行った。東京・帝国劇場で4、5月に上演。客席上方でのフライングが同所で3年ぶりに復活する。ライバル役は昨年9、10月の福岡・博多座公演出演のKis―My―Ft2の北山宏光(37)と同4、5月の帝劇公演出演のSexy Zoneの佐藤勝利(26)がダブルキャストで演じる。

 2000年の初演から1900回以上上演されている人気シリーズ。殺陣、階段落ちなどと並ぶ見どころが、客席上を光一が飛ぶフライングだった。

 新型コロナウイルスの流行で20年2月26日をもって公演が中止。その後、2年間は新型コロナ感染対策を講じたスピンオフ「Endless SHOCK―Eternal―」を上演。フライングは無人の舞台上で行われていた。

 光一は「フライングを復活させたい」と熱望していたといい、今回ついに帝劇でのフライングが3年ぶりに“完全復活”となる。佐藤は「本編の光一君のフライングの姿を舞台袖から学びたい」と期待で胸を膨らませた。

 さらに光一は、本編とスピンオフを同期間に同じキャストで同劇場で上演することを発表。スピンオフは本編の3年後を描き、本編と比べて登場人物の心情を深掘りする。「大変な稽古になるが、スピンオフを見てもらい“SHOCK”が完結する。両作品を見てほしい」と決断した。

 昼夜公演の日は昼に本編、夜にスピンオフを上演し、1公演の日は基本的に本編を上演する、ミュージカルでは類を見ない“二刀流”になる。初めてスピンオフを演じる北山は「スピンオフを演じることで本編の発見もあると思うので楽しみ」。光一は「皆でたくさんいっぱい苦労して、その一つ一つの積み重ねがステージ上で輝く物になる。その輝きをお客さまに届けていきたい」と力強く語った。

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