TBS「バナナマンのせっかくグルメ！！」リアリティーを持たせる“一般公募”

TBS「バナナマンのせっかくグルメ！！」。バナナマン日村勇紀がおいしいグルメを食べに行く
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　TBSのグルメバラエティー「バナナマンのせっかくグルメ！！」（日曜後7・00）は、バナナマンの日村勇紀（50）が全国各地でおすすめグルメを味わう。特徴は、制作側が食べるグルメの決定権を持たないことだ。

　構成はシンプル。日村が街を歩き、一般人におすすめグルメを聞き込む。「せっかく○○に来たんだから○○食べていきなさい！」と書かれたボードにグルメを記入してもらい、実際に食べに行く。コロナ下では街を歩かず、リモートで聞き込みをしてきた。

　何軒か紹介してもらった中から選ぶのではなく、おすすめされた1軒だけと撮影交渉する。総合演出の平野亮一氏は「2軒紹介された場合も、日村さんが“どっちですか？”と一般の方に選んでもらう。こちらで選ぶと、どうしてもテレビ的なグルメを選んでしまうので」と明かした。

　福岡県久留米市では中学生が焼き鳥をおすすめした。「居酒屋をイメージしますけど、久留米は家族で焼き鳥を食べる街なんです。実際に焼き鳥屋さんに行くと、子供もたくさんいた。リアリティーを持って、その街のグルメをお伝えできていると思う」と話した。