郷ひろみ 幼少期のあだ名は「赤シャツ」 芸能界入りは母親の「スパルタ」がきっかけ

[ 2023年1月17日 11:55 ]

歌手の郷ひろみ
Photo By スポニチ

 歌手の郷ひろみ(67)が16日放送のNHKEテレ「スイッチインタビュー」(月曜後10・50)に出演。騎手の武豊(53)と対談。幼少時代を回想した。

 武から「子供の頃ってまったくイメージがわかないので、どう過ごされてきてたんだろう」と質問された郷は「小さい頃、“赤シャツ”ってあだ名が付いてたんです」と回想。「なぜかと言うと、赤いシャツばかり着てたんですよ。僕が小さい頃は男の子は水色とか茶色とか、わりとそういう色だったんですよ。“お前、赤?”って言われましたから」と当時は周囲から珍しがられ「赤シャツ」と呼ばれたと笑った。そして「母親が“あんたはこれが似合うのよ。赤を着て行きなさい”って言われれば“うん”って。“嫌だ”ってならない子だったんです」と母のすすめで着用していたと明かした。

 芸能界に入ったきっかけは「近所のおばさんがうちに内緒で映画のオーディションに出して合格通知が来て、それで初めてうちに話が来たんです」と近所の女性が勝手に自身の写真をオーディションに送ったことだったという。ただ、「行くって決めて、でも怖じ気づいたんでしょうね。“やっぱり、お母さん行きたくないんだけど、僕”」と直前になって不安になり母親に相談。すると、「言った瞬間にパーンっって叩かれて。“私はずっと、九州の男だって育ててきた。途中で福岡の男はやめない。自分で行くって言ったら、最後まで行きなさい。それが男だ”って」と叩かれ、叱咤激励されたと告白。「母親が厳しかったので。スパルタでした。今で言ったら幼児虐待ですよ」と笑いながら懐かしんだ。

 そして、オーディション会場で「1人の男の人が“ちょっとお話しさせていただいていいですか”って。名刺を渡されて。そこに『ジャニー喜多川』って書いてあったんです。それがすべてを変えた」とジャニー喜多川氏にスカウトされ、芸能界に入ったと回想。あっという間にNHK大河ドラマ「新平家物語」の出演が決まるなど「自分の中でも想像してなかったことが次々に起こってきた。頭の中で考えられなかった。この流れについていくしかないなって」と激動の人生が始まったといい「自分の中に潜在的なものがあったとしたらそれを引き出してくれたのかなって。(ジャニー喜多川氏から)たくさんの愛情をもらったので、今度はたくさんの人に与えていきたいなって思います」と感謝していた。

続きを表示

2023年1月17日のニュース