ますおか増田 M―1、10番目登場のウエストランドVに「お腹いっぱいでも、スパイス効いた料理は入る」

[ 2022年12月22日 18:16 ]

ますだおかだ・増田英彦
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 ますだおかだの増田英彦(52)が22日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」で「M―1グランプリ2022」について語った。

 「ますだおかだ」はM―1の2代目王者。増田は今回のM―1をどう見たのか。優勝したウエストランドについて、「ファーストラウンド(1R)が10番目。本来はめちゃくちゃやりにくい順番ですよ。緊張したままずっと待って、観客が疲れてる感じのところに出て行く。トップバッターもイヤやけど、10番もイヤやで」と思いやったが、「ただ、ウエストランドにはええ順番やったんやろね」と振り返った。

 「ご飯とか食べに行ってもそうやんか…食べてて“ああ、お腹いっぱいやな~”と思った時、出てきたのがちょっとスパイス効いた料理なら入るやんか」と例え、“毒舌”というスパイスが効いたウエストランドの漫才は、9組の漫才で満腹感がある視聴者にも「入ったな」と表現した。

 上位3組による最終決戦の出番順は、上位コンビから選べるルール。「さやかが自ら3番目を選んだんよね。そら3番が有利というか、一番印象に残るしインパクト残るし。3番選ぶ芸人が多い」と弁護したが、結果的にはウエストランドに有利に働いた。今回、多くの人が指摘する「出番順の妙」だ。

 最終決戦1番目のウエストランドが、1Rから連続でネタを披露。「ウエストランドの空気が残ってる状態でもう一回。同じシステムのネタを始めた時、分かれるのよね…さっきと同じかとガッカリするパターンと、さっきのがまた見れるんやと喜ぶパターン」といい、ウエストランドの場合は後者だったと指摘した。

 「ワクワク感なかった?てことは、お客さんは腹八分目やったんやろね。その続きが見られるということで、見る態勢がしっかりできてる。1本目の流れでそのままいった」と評した。「みんな当然面白いねんけど、結局はトップバッターででき上がってたウエストランドの空気を、自分の空気にできなかったという…そこやわな。現場の空気感がウエストランドやったから、ウエストランドにたくさんの札が上がったんかな、と見ましたけどね」と語っていた。  

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