大阪出身石井亮次アナ 関西発の番組で初MC「オカンとしゃべって大阪弁に戻す」29日カンテレ特番

[ 2022年12月22日 06:00 ]

カンテレの年末特番「LIVEコネクト!」でMCを務める石井亮次アナウンサー
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 フリーの石井亮次アナウンサー(45)がカンテレの年末特番「LIVEコネクト!」(29日後前9・50、関西ローカル)にMCとして出演。年の瀬の生放送に「関西弁で放送できるのは関西の放送局の特権。様々な人と、様々な場所と繋がって年末の関西を味わい尽くしましょう」と気合い十分だ。

 20年3月末にCBCを退社してフリーに転身した石井アナは東大阪市出身。「桃色つるべ~お次の方どうぞ~」など2度の番組ゲスト出演はあるが、地元大阪の同局MCは初めてだ。学生時代に就職活動で同局を目指したが「書類選考で落ちた」と苦笑い。「23年越しです」と喜んだ。

 フリー後の21年3月から関西でも放送されるようになったTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)で、今や“お昼の顔”となったが「(認知度は)まだまだ。大丈夫かなというのが半分、うれしさ半分です」と謙遜する。

 関西を離れて23年。名古屋ではスポーツアナを目指して「取材する間に人情的にもドラゴンズファンになった」というが、実は子どもの頃から大の阪神ファン。「タイガース子供会に入って中3まで年間15試合ぐらい外野スタンドで応援してました」と虎党であることを明かした。高校生の時、春のセンバツ開催中に甲子園球場で“売り子”のアルバイトをしたそうで「松井(秀喜)さんのホームラン2本をライトスタンドで観ました」と“関西人”であることを力説した。

 ただ、旧友たちから「エセ関西弁やな」といわれるそうだ。「45年生きてきて、大阪と名古屋が半々ですから」と微妙な関西弁に変わってきたそうで、完全な“関西人”に戻るため、放送前夜に帰阪する予定。「オカン(母親)と喋って大阪弁に戻します。関西のどういう特色を出せるか。お役に立てる生の新しい、早い情報を届けたい。関西の方と繋がるのが楽しみです」と初MCを待ち遠しそうにしていた。

 特番のテーマは「つながる」。分断化、孤立化が叫ばれる時代に、社会、人との繋がりを重視した生放送の情報番組。ウクライナ侵攻、サッカーW杯に加え、関西の情報、新スポットなどを取り上げる。

 コメンテーターは、ますだおかだ・岡田圭右(54)、トラウデン直美(23)、犬山紙子(40)ら。

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