ほんこん、オズワルド伊藤への誹謗中傷にあきれ「日本の心を持っているならば…」

[ 2022年12月22日 16:15 ]

お笑いタレントのほんこん
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 お笑いタレントのほんこん(59)が22日、自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介(33)が、18日に行われた「M-1グランプリ2022」終了後に誹謗(ひぼう)中傷のメッセージが多く届いたと告白したことについて、芸人の立場から私見を述べた。

 昨年準優勝の「オズワルド」は今年のM-1では準決勝で敗退。17組による敗者復活戦を勝ち抜いて決勝の舞台に立ったが、7位に終わった。伊藤俊介は大会終了後「M-1に関して多くの労いのDM送ってくださる方々、返せてこそいませんが本当にありがとうございます!そして常人なら墓に飛び込みたくなるような誹謗中傷を送ってくださる方々、どんな文言でも謹んでお受け致しますが、可能ならまずはお疲れ様でしたから入るのはどうでしょう?ごめんね無理言っちゃって」とツイートしていた。

 このツイートを見たというほんこんは、動画内で「何でそんなことすんのかな」とため息。「何がアカンのかな。ルールに乗っ取って、ルールのもとに敗者復活戦を上がって、そして7位に終わったと。ファンやから言うてるのか?それなら“しっかりせんかい!応援してたのに!”でいいんじゃないかと思いますよ。“しっかりせんかい”というのも、ちゃうと思うけどね。これは実際にやった人間とかネタを作った人間、舞台に立った人間が言うのやったらまだわかるんですけども、そういう経験がある人はまず言わない」と指摘した。

 誹謗中傷を書き込む人間については「そういう方々は、ドラマを見ていて、強盗犯が車で逃走するとき、“シートベルトせえ!”とか言うてくる人なんでしょうね。(ドラマ内の演出で)たばこをポイ捨てしたり、ノーヘルメットでバイクに乗ってたりしたら“これは真似する!”とか。何それ、誰が。真似するやつがおかしいからね。もう本当に困った世の中でございます。誹謗中傷、やめてやめてやめてあげてということしかできない」と心を痛めた。

 続けて「ツイッターとかSNSはそういうことをやる場ではないということを分かれよ、ということでございます」と非難し「常人じゃない人が送ってくるんですから、常人は相手にしないこと。好き勝手に書いて送ってきてそれをストレス発散にしとるかもわからんけど、それを見た人がストレスになって命を絶ったという事件もあるんですから。本当にやめろ、やめろ、やめろ、ということでございます」と呼びかけた。

 重ねて、誹謗中傷を書き込んだ人に向けて「ほんまに情けないやつやなあ」とあきれ「伊藤、来年ね、またM-1決勝の舞台に出て笑いを届けていただければ」とエールを送り、改めて「普通のちゃんとした教育、そして日本の心を持っているならば…というところでございます」と誹謗中傷をやめるよう訴えた。

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2022年12月22日のニュース