2代目M-1王者ますだおかだ・増田 さや香の直球勝負を称賛「漫才好きな人には気持ちよかった」

[ 2022年12月22日 17:58 ]

ますだおかだ・増田英彦
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 ますだおかだの増田英彦(52)が22日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」で「M-1グランプリ2022」で惜しくも2位となった「さや香」について語った。

 「ますだおかだ」としてM-1の2代目王者に輝いた増田。今年の決勝・敗者復活戦はテレビで見守ったという。感想を問われ、「チャンピオンとしてって言わんといて、緊張する。もう20年前の話やから。イチ漫才ファンとして」と照れながら、振り返った。

 「最近の若手の漫才の戦い方として、大きく2つに分かれますよね。変化球勝負の漫才師と直球勝負の漫才師」と増田。「今で言うたら、変化球勝負の漫才師のほうがM-1も残りやすいし、テレビにも出やすいと思うんですよ」と指摘し、「そこでストレート勝負の漫才師が残るには、よっぽどのすごい直球を投げないと残れない。もともと漫才は時間がかかるものって言われてるからね。だから若手が変化球を磨くのは一つの戦略。そっちの探究心のほうに舵を切るよね」と傾向を分析した。

 そんな中、王道のしゃべくり漫才で挑んださや香について「1本目にすごいストレート投げてたやんか。漫才好きな人にとっては気持ちよかったんちゃいます?」と呼びかけた。「さや香は、ボケとツッコミを入れた替えたって話も聞いてた。新人コンテストを競ってたところから一段落ついて。一段落ついてるのにそこからまた決勝に残ったってことは、何か見つけたか何かがハマってるということ。それが見えたよね。ボケやったとき、ツッコミやったときの経験も完全に生きてる」と称賛した。
 

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2022年12月22日のニュース