笠井信輔アナ、手術終了を報告 医師らの手際に感謝「リラックスしてもらおうと言う工夫」

[ 2022年12月22日 21:11 ]

笠井信輔アナウンサー
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサー笠井信輔(59)が、22日、自身のブログで、手術が無事終了したことを報告した。

 インスタグラムで、抗がん剤投与のために右胸に埋め込んでいた抗がん剤注入口「CVポート」を取り除く手術を受けることを公表。その後、心配の声が続々と届いたことに「入院と言う事態に心配をおかけしてしまいました ごめんなさい」とつづっていた。

 術後に更新したブログでは、「ちょっとお騒がせな手術となり申し訳ありませんでしたが『CVポート抜去手術』無事終了いたしました」とし、「麻酔の注射の時だけ、胸の痛みを感じただけで、あとは何のストレスもなく、30分ほどで手術は終りました」と報告した。

 手術では、医師たちの“テクニック”に感服する出来事があったという。笠井は妻が買ってきた猫のサンダルで手術室へ向かったといい、看護師や医師がこれに反応。「執刀医の年配男性の先生が『猫が好きだと、猫グッズが増えるんだよね』とかぶせてきたのです 『笠井さんは猫派なんですか?』『そうなんです。2匹飼ってるんです』 話は、どんどん広がっていきました」とつづった。

 何気ない雑談にも思えたが、「実はその間に麻酔の準備やら、X線の準備やら着々と進んでいました」といい、「さすがだなと思いました テレビドラマにあるように先生方がみんな両手を挙げて『メス!』なんて事はやらずに 緊張している患者さんに対して、なるべくリラックスしてもらおうと言う工夫を看護師さんや先生方がしていることがわかりました」と驚きをもってつづった。

 手術には多少の不安もあったという笠井。「簡単な手術とは言っても体切りますからね ちょっとやっぱりそれは怖いなと思う部分がありました」と打ち明け、「それを緩和させてくれたのが、手術室での猫ちゃんトークでした 手際の良い手術も含めて本当に助かりました」と感謝を記していた。

 抜去したCVポートは記念にもらったという。「3年間、私の体の中で頑張ってくれたCVポートですから やっぱり家に帰って家族に見てもらいたいなと思ってます」。再発の場合はまた手術で埋め込む必要が生じる。「『今CVポートを取ってしまって、再発したらまた手術で埋め込まなきゃなきゃいけないからどうしようか?』 そんな迷いもありましたがこのタイミングで抜去することになりました 前に進まないといけませんからね」(原文まま)と覚悟もつづっていた。

続きを表示

2022年12月22日のニュース