志らく M―1でヨネダ2000などに高得点のワケ「違う視点に変えてやる…若い頃の自分を見てるみたい」

[ 2022年12月22日 18:10 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(59)が22日、ニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。審査員を務めた18日に行われた漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」決勝について語った。

 「ナイツ」土屋伸之に「ヨネダ2000とかも今回も高得点、(昨年の)ランジャタイの時も志らく師匠の高得点がすごく印象的でしたけれども」と聞かれた志らくは、「古典芸能の伝統世代に私なんかはいるじゃないですか。今でこそ私は自分の力で風穴をあけて、一之輔にしても変わった落語やっているけれども、私と志の輔さん2人で時代をつくったと思っているんですよ。私が入った時なんか、ちょっとギャグ変えるだけで誰に教わったんだとかね、落ち変えるだけで怒られたり、“あの師匠はそんな教え方しないぞ”とか“落研だよ、それじゃあ”って言われていたのが、今はそれが王道じゃないですか。だからああいう漫才が思い切り違う視点に変えてやるんだっていうのは、すごく若い頃の自分を見ているみたいで。それがすごくあります」と理由を明かした。

 そして「ランジャタイなんか見てて、“あんなの漫才じゃないよ”って言われると、“いや、これが漫才になってもいいんだ”と応援したくなるんですよね」と強調。「志らく師匠の中での漫才の定義は?」の問いには「私は(中田)ダイマル・ラケットだとか、それこそ(夢路)いとし・(喜味)こいしといった漫才を子供の時からずっと見てるんで1番好きなのは、いわゆる正統のしゃべくり漫才。1番好きなのはそうなんだけれども、でもそれだけだったら漫才にとってはね。いろんなのが出てこないと。それはM―1で、漫才論争で“マヂカルラブリーが漫才じゃない”と言われると、“それはしゃべくり漫才じゃないだろ”って」と話した。

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2022年12月22日のニュース