森保一監督 代表とクラブの監督の違い「実は同じ。選手の個の価値を上げ、チームの価値を上げる」

[ 2022年12月22日 10:27 ]

日本代表の森保監督
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会を率いた日本代表の森保一監督(54)が22日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演し、“監督業”について語った。

 日本代表は、1次リーグE組で初戦にドイツに勝利、コスタリカには敗れたが、スペインを破って、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れたものの、世界の強豪たちと渡り合ったチームに国内外から称賛の声が送られた。

 MCの加藤浩次が「クラブで監督やるのと代表監督、全然違うと思うんですけど、どっちがやりやすいですか」と聞くと、森保監督は「思いは実は同じで、選手の個の価値を上げる、チームの価値を上げる、クラブであればクラブで、代表は日本代表チームと、あとはクラブであれば地域のために、ホームタウンのために戦う、代表であれば日本のために戦う。基本的には全く変わらないですね」と話した。

 加藤の「でも常に練習できるクラブチームと、海外から集まってその時しか練習できないチームって全然違いません?」には「おっしゃる通りです。時間軸は全く違いますね。代表の試合の場合は、このW杯は1週間、10日くらい事前に時間をもらいましたけど、ほとんどのチームづくりの中では、試合までに1回か2回練習できればいい方で、クラブであるならばキャンプを6~7週間やってシーズンインできて。落とし込める時間があって、試合に向けての時間軸は全く違いますね。でも監督のやることは一緒ですね」と答えた。

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2022年12月22日のニュース