小芝風花 16歳で主演した映画「魔女の宅急便」の役作りとは? 重圧も母からの手紙で「頑張れましたね」

[ 2022年11月12日 15:10 ]

小芝風花
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 女優の小芝風花(25)が11日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。実写映画「魔女の宅急便」(2014年)の撮影当時を振り返った。

 小芝はVTRでは16歳で主演を務めた同映画の撮影で1カ月滞在した小豆島へ。同映画は主人公のキキが1人前の魔女になるために独り立ちし修行をするという内容だけに、撮影当時について「1カ月間、母とか家族と一切電話とかメールもしない環境に身を置こうと思って」と家族と連絡しないようにしていたとした。

 だが「やっぱ『魔女の宅急便』って凄い有名な作品で、“いや、キキのイメージじゃない”とかそう思われてるんだろうなとかっていう、自分の中で凄いプレッシャーがあって。だからそれで睡眠があんまりとれなくて、顔がむくんじゃったりとかそういうのがあって。1カ月の終わりの方にもう限界が来ちゃって」と続けた。

 それまで仕事の悩みや愚痴は全て母に相談していただけに小芝は「キキも、手紙は書くんじゃないかと思って。便箋買って、母と妹に手紙を出したんです」。すると母と妹から返信があり、母からは「あなたの一番の仕事はいい作品を作ることだから、そんなにプレッシャーでウワーってなるんだったら、こっそりみんなにバレないように会いに行ってあげるから」といった内容が書いてあったという。「それで、最後まで頑張れましたね。結局、電話は使わず」と孤独に勝ち、大役を全うして帰った後は、母に抱き締められたとした。

 スタジオで小芝は「万全の体調で臨めないことも書いていて」とも明かし、母からは「オーディションであんたが“絶対私を選んでください”って言うたんか?ちゃうやろ。選んだのは周りの大人やから気にすんな」と返されたとした。小芝は大阪・堺市の出身だけにMCの今田耕司は「いやー大阪やな」と感心した。

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2022年11月12日のニュース