ダイアン・ユースケの椎骨動脈解離とは 悪化すればくも膜下出血も 8月には千鳥・ノブも入院

[ 2022年11月12日 17:24 ]

お笑いコンビ「ダイアン」のユースケ
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 お笑いコンビ「ダイアン」のユースケ(45)が「左椎骨(ついこつ)動脈解離」のため、当面の間、休養することが12日、所属する吉本興業の公式サイトで発表。ユースケは数日前から首の痛みを感じ、前日11日に病院で受診した結果、「左椎骨動脈解離」と診断。医師によると、1カ月程度の安静が必要なため、12日から当面の間、休養に入る。

 首には4本の動脈がある。前にあるのが頸(けい)動脈で、首の後ろに2本あり脳へ血液を運んでいるのが椎骨動脈。太さは5~8ミリ。「くどうちあき脳神経外科クリニック」の工藤千秋院長によると「動脈解離の大きな原因は高血圧と動脈硬化」という。動脈解離は血管が裂けた状態になることで、破裂するとくも膜下出血などを起こし、重篤になる場合もある。症状は激しい頭痛で「鎮痛剤が効かない頭痛の時は受診した方が良い」とした。

 治療は、開頭手術が必要なほど重篤でなければ、カテーテルでバルーンを入れて血管を広げる。さらに軽ければ血圧を下げる処置だけの場合もある。

 今年8月、お笑いコンビ「千鳥」のノブも「右椎骨動脈解離」を患い、入院。約1カ月ほど休養。2018年、俳優の窪塚俊介も公表し、舞台を降板。20年にも“ハマケン”ことミュージシャンで俳優の浜野謙太が病気を公表し、2週間療養していた。

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