藤波辰爾37年ぶり「マッチョ・ドラゴン」、蝶野正洋の愛あるイジリも話題「禁句です、禁句」

[ 2022年9月11日 17:57 ]

プロレスラーの藤波辰爾
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 プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(68)が10日放送のNHK「1オクターブ上の音楽会」に出演。1985年にリリースした「マッチョ・ドラゴン」を37年ぶりに熱唱し、ネット上で大きな注目を集めた。“異色の名曲”解禁は放送前からSNSで盛り上がりを見せ、「マッチョ・ドラゴン」がツイッターのトレンド入り。藤波の歌声とともに、新日本時代の後輩・蝶野正洋(58)の絶妙なコメントも話題となった。

 番組では「マッチョ・ドラゴン」が誕生した背景に1984年の主力選手、スタッフの大量離脱があったとし、新日本の危機を救う策として藤波の新入場曲が作られたと説明。蝶野は当時を振り返って「藤波さんがプロレス界の顔ですし、新日本プロレスの顔ですよ。スーパースターの藤波さんが歌を出すっていうのは我々にとっては誇りですよね」と語った後、間を置いて「………聴くまでは」と付け加えた。

 同曲について「禁句です、禁句…タッチしてはいけない」「衝撃的でした…いろいろな意味で」と真顔でコメントし、番組を盛り上げる蝶野。当時、新日本選手寮の起床の音楽として「マッチョ・ドラゴン」が流れていたエピソードも明かし、「とにかく耳から離れない」と回顧した。

 藤波はデビュー50周年の節目を迎え、「自分が挑戦する姿で勇気を与えたい」との思いで同曲の“解禁”を決めたという。スタジオに登場すると、蝶野がVTRで「あの曲は(耳から)離れない。何かを持っていますよね。今だったら理解される、当時も理解してました、我々は。世間は分からないけど我々は理解していた!」と力説する様子を見て、「この歌に関してはみんな遠慮してなのか、あまり語りたがらないですね」と笑った。

 そして37年ぶりに歌声を披露し「精いっぱい歌いました。いいデビュー50周年記念ができました」と満足げな笑みを浮かべた藤波。蝶野は自身のツイッターでも番組放送前から「心配です…」「本当に心配です…」と番組をPRし、放送後は「一所懸命な藤波さんに感動しました…NHKに感謝」とつづっていた。

 SNSでは「マッチョドラゴン、蝶野さんの煽りVTRが秀逸」「大真面目に語っている蝶野が絶対に笑ってはいけない感があって、素敵」「蝶野さん、完全にイジってるよね」「蝶野のリアクション含めて最高でした」「期待通りの歌唱だし、蝶野さんや奥さんの辛辣なコメントが最高w」などの声が上がっていた。

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2022年9月11日のニュース