成田悠輔氏 自民党の旧統一教会調査「実際は過半数の議員がなんらかの接点があったと考えるのが自然」

[ 2022年9月11日 11:18 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 経済学者で米エール大助教授の成田悠輔氏が11日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)にリモート出演。自民党による所属議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点調査について言及した。

 自民党は教団と国会議員との接点についてのアンケート結果を8日に公表。47%に当たる379人中179人が教団と何らかの接点があると回答した。会合であいさつしていた、教団から寄付があったなど関係が深いとされる121人については氏名を公表した。しかし安倍晋三元首相は死去しているため、岸田文雄首相は「十分に把握するということについては、限界があるのではないか」としている。

 これについて成田氏は「穴だらけの自己申告の点検でこれだけの人数が出て来るってことですよね。だから実際としては多分、過半数の議員の人が何らかの接点があったって考えるのが自然じゃないかっていう気がしちゃうんですよね」と感想。「で、多分、関わりが全然なかった人っていうのは杉村太蔵さんとか、あまり重要じゃない政治家」とこの日、番組に出演していた杉村について冗談めかして話してみせた。

 「これだけ大物の人たちが名前を連ねてたら支持されたり、話が来たらのっかっちゃってもそんな大きなリスクはないのかなってほとんどの政治家が思っちゃったんじゃないかなって気がしますね」とも続けた。

 

続きを表示

2022年9月11日のニュース