柴咲コウ 北海道と東京の二重生活を始めた理由「都会で仕事をするだけの自分に飽きてきた」

[ 2022年9月11日 14:52 ]

柴咲コウ
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 女優の柴咲コウ(41)が11日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。北海道との二重生活について語った。

 この日はガリレオシリーズの最新作、映画「沈黙のパレード」で共演する主演の福山雅治、北村一輝、柴咲で鼎談(ていだん)を行った。

 柴咲は2020年4月にレトロワグラース株式会社を立ち上げ、元の所属事務所から独立。同年から北海道にも自宅を構え、東京と行き来する二重生活を送っている。

 柴咲は芸能以外の活動について「会社を作って、定款の項目にいろいろ書いたりしながら、それとともに、自分自身も世の中の事を知るようになって、社会課題や、環境課題っていうのが悪くなってきているなと。物を売るっていうのは相反することだけど、私たちは何かを消費しないと生きてはいけないわけだから、せめて罪の意識を薄れるような、買い物自体も罪悪感ないようなモノ作りをしたいという思いが芽生えてきて。お洋服作ったり、化粧品作ったり、始めましたね」と説明した。

 北海道への移住について聞かれた柴咲は「ひと所にとどまって、都会で仕事をするだけの自分に飽きてきた。“真の豊かさとはなんぞや!”と思った時に、もともとあるものだったり、自分では作り出せないもの、自然だったり、森だったり、他の動植物だったり、それを感じられる機会が少ない人生って豊かなのかなって思って。できることなら、そういうのに触れる時間を持ちたいし、それが自分の豊かさにつながるなと思って」と理由を説明。「私も考える前に行動するタイプなので、土地買って、建てる感じで、気付いたら走ってた」と笑った。

 実際に北海道での生活は「必要ですし、みんなで畑仕事ができる場所を持って」と柴咲。「いろいろ実験してみようってしていて。例えばニワトリを買ってみたり、そこでコットンを育ててみたり、やってみようかなって。自分がやることは全部は何かしら役に立って循環すればいいな、みたいな。ただ自分の満足度だけで終える人生じゃなくて、それが巡り巡ればいいな、みたいな感じですけど」と話した。

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2022年9月11日のニュース