福山雅治 コロナ禍を経て 2年ぶりの有観客ライブをして実感したこと「こんなにも音楽っていうものが…」

[ 2022年9月11日 15:45 ]

歌手で俳優の福山雅治
Photo By 提供写真

 シンガーソングライターで俳優の福山雅治(53)が11日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。コロナ禍を経て、自身にとっての音楽について語る場面があった。

 この日はガリレオシリーズの最新作、映画「沈黙のパレード」で共演する北村一輝、柴咲と鼎談を行った。

 福山は「50代で、元気なんですけど、多少疲れは残るかなっていうのはある。撮影が深くなると、(疲れが)2、3日残るなっていうのはある。なんか労働環境を含めて変えていかなきゃなって、責任感も含めて出てきますね」とコメント。柴咲も「なかなか世の中には実態も分かりづらいし、でも、過酷。やっぱりメンタルをすり減らして、魂削って、その1人の役、作品に、3カ月ぐらい拘束されてずっと没頭する。メンタルケアを含めて課題は結構あるんですよね。なんだけど、変わらないな、なかなかっていうのは感じる」と見解を示した。

 そんな中で、コロナ禍でエンターテイメント業界は厳しい状況に陥った。「エンターテイメントっていうものが社会において必要な仕事だなっていう、今のコロナ禍においても、逆に強く思った」と福山。「エンターテイメントの出番がその時に、自粛みたいなものになったけど、あらためて2年ぐらいコンサートができないで、2年ぶりにステージに立った時に、こんなにも音楽っていうものが自分に必要だったんだって、実感した」と明かした。

 「生のライブ、有観客でのライブをやった時に生き返った!って思ったんです。こんなに必要だったんだって思って」としみじみ。「それまで、恥ずかしながら、50歳も超えているのに、自分のことが音楽家であるとか、ミュージシャンであるとか、はばかりながらみたいな、そんなんじゃないんですけどって感じだったんですけど、こんなにも自分に必要な存在だったんだ、音楽が、ライブがって思わせてくれた、オーディエンスが、観客が…。音楽家として逃げられない体になっちゃっているんだなって実感できた」と明かした。

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2022年9月11日のニュース