手を振っている最中に…乃木坂46・掛橋沙耶香が軽傷 神宮球場ライブ初日に落下事故

[ 2022年8月30日 05:30 ]

乃木坂46の掛橋沙耶香
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 29日午後8時35分ごろ、東京都新宿区の神宮球場で開かれていた人気女性アイドルグループ「乃木坂46」の全国ツアー東京公演で、メンバーの掛橋沙耶香(19)が一塁側ベンチ上に設けられたステージから転落し、軽傷を負った。警視庁四谷署などによると、踊っている最中に足を踏み外したとみられる。午後8時53分に東京消防庁に要請があり、神宮球場へ救急車が出動。掛橋は都内の病院に運ばれ、治療を受けた。

 会場で目撃した人によると、掛橋はコンサート終盤のアンコールで一塁側のベンチ上のステージに登場。観客からの声援に応えて手を振っている最中に、約2メートルの高さから落下した。駆け付けた消防隊が担架で搬送したという。観客の一人は「開演したときから小雨が降っていてステージ上も地面も濡れていたので、足を滑らせてしまったのでしょうか」と心配していた。

 コンサートの主催者によると、ケガの程度は軽傷で「意識ははっきりとしており、会話もできる状態」という。30日からの残り2日間の公演については、ケガの影響を考慮して休ませる。今後の公演については「安全対策を第一にコンサートを運営してまいります」としている。

 ◇掛橋 沙耶香(かけはし・さやか)2002年(平14)11月20日生まれ、岡山県出身の19歳。乃木坂46の4期生。21年、グループ28枚目のシングル「君に叱られた」で初めて選抜メンバー入り。身長1メートル54。さそり座。血液型B。

 《過去AKB48で後頭部の骨折も》アイドルの公演中の転落事故は過去にもあった。2018年3月31日に、HKT48の秋吉優花(21)がさいたまスーパーアリーナのステージから落下。最後まで出演を続けたが、足の指を骨折していた。翌4月1日には、同所でAKB48の稲垣香織(24)が公演終了間際に高さ約2・7メートルのステージから転落。後頭部を骨折した。同年9月5日には、千葉・幕張メッセで行われた欅坂46の公演で、平手友梨奈(21)が舞台の花道から約2メートル下に落下。軽い打撲と診断され、その後公演に復帰した。

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