八木亜希子の伝説“放送事故”の数々　露木茂さん、森喜朗氏も吐き捨てた過去に苦笑い連発

八木亜希子アナウンサー
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　フリーアナウンサー八木亜希子（57）が、30日放送のニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」（月～木曜前8・00）に出演。若かりし頃の数々の失敗談を振り返った。

　「八木さんの失敗談も色々ありますよね」と垣花アナウンサーから振られたのが「消費税」の取材。当時、消費税が導入されるかどうかで議論になっていた時期で、「笑っていいとも！」に出演していた八木は、露木茂さんがキャスターを務めていた直前のニュース番組から指示され、若者の声を拾うために奔走していたという。

　失敗は許されない生放送。新宿である若者2人組に対して「消費税の問題が出ていますが、明日選挙に行きますか?」と八木が尋ねると、若者は「行きません」と一言。「なんでこんなに話題になっているのに行かないんですか」と八木が食って掛かると、「選挙権ないんで」とポツリ。「それで、時間が来ちゃったの。あぁって言って、『以上、アルタ前からでした』って言ったら、露木さんに“選挙権ないんじゃ、どうしようもないですね”って吐き捨てるように言われたの」と話し、スタジオは大笑い。その後、笑っていいとも！のスタジオに戻ると「タモリさんに拍手で迎えられた」という伝説まで飛び出した。

　さらに自民党本部で、森喜朗氏に直撃インタビューをする際の失敗談も。「政局が揺れているときに…」という緊張感の中、その日は自民党幹部もマスコミを避けるようにしてコメントもしなかったが、森氏に対して八木が「すいません、おざ」と寸前で言い間違いに気づき、その後「森さん、森さん」と連呼。すると、森氏が急に立ち止まり「あんた、今、小沢って言ったよね」とすごまれたことがあり、「ニュースでは使えないですよね。“わ”までは言ってないですよ。“おざ”って言ったけど」と八木も苦笑いするしかなかった。

　最後に垣花アナから、フジの人気情報番組「めざましテレビ」で共演していた大塚範一さんとの一コマで、八木が「いかがですか、大塚さん」と言うところを、「いかがですか、おじさん」と言い放ったと指摘。八木はもはや苦笑いが止まらず「ちょっと大塚さんとおじさんが似てたんだよね」と苦しい弁明を重ねていた。