宮崎謙介氏 衆院選で旧統一教会関連団体から選挙支援受けていた「薄いといったら薄いけど、事実はある」

[ 2022年8月30日 15:52 ]

宮崎謙介氏
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 元衆院議員の宮崎謙介氏(41)が30日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、自身が出馬した選挙で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から選挙活動の支援を受けていたことを明らかにした。

 番組では、前参院議員の宮島喜文氏が、16年に出馬した参院選で当選した際、教団から票の支援を受けていた実態を20付の朝日新聞に語ったことを紹介。MCのフリーアナウンサー石井亮次から「京都の選挙区で選挙をやった。その時の旧統一教会の関係性、どうだったんですか?」と問われた宮崎氏は、「今回の報道を知って、正直、それまで分からなかったと言ったら怒られるのかもしれないんですけど、関連団体とのつながりがあったということなんですね」と答えた。

 宮崎氏は12、14年の衆院選で、ともに当選、16年に不倫問題を理由に辞任した。関連団体からの支援がどちらの選挙だったかは言及しなかったが、「旧統一教会が世界平和(統一家庭)連合と名前が変わっていたことも分からずに、世界平和連合というワードを聞いた時に、“あれ?私、女性部の、世界女性平和連合の方と面識あるな”というのがあったんです」と話した。

 その人物から選挙戦の手伝いを受けていたことを、当時の秘書から聞いたという。「チラシの配布を手伝うとか、証紙貼りというのがあるんですよ、ポスターの。横にシールがないと違反になるので、シールを貼ったりするようなこととかを手伝っていただいたように、秘書から聞いた」。さらに「(関係性は)薄いといったら薄いです。だけど、手伝ってもらった事実はある」とも話した。石井アナから「そこは見抜くことは難しかった?」と問われると、宮崎氏は「大勢いる中のお一人なので」と答えた。

 また宮崎氏は、選挙期間中の多忙さにも触れ、「正直な話、選挙になるとバタバタなので、この団体がどうだとか、リサーチする余力がまったくないんですよ」と回想。「調べられたらよかったなとは思いますし、その団体がどういった活動をされていて、どういった方々が被害を受けているかを全部分かっていればよかったですけど」と話し、「今となっては後の祭りになってしまう」と後悔を口にしていた。

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2022年8月30日のニュース