ヒカキンが買った5000万円のポケモンカード カード会社元社長が原価を公表「僕が直接仕入れた品です」

[ 2022年8月30日 15:18 ]

ヒカキンのツイッター(@hikakin)から

 「MTG」の老舗専門店カードショップ「晴れる屋」の創業者でユーチューバーのトモハッピーこと齋藤友晴氏が、30日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ユーチューバー・HIKAKIN(ヒカキン、33)が1枚5000万円のポケモンカードを買ったことについて「自分が仕入れたもの」だと明かした。

 ヒカキンは27日に公開した動画で、東京・秋葉原にあるポケモンカード専門店“晴れる屋2”を訪問。カード鑑定会社「PSA」による鑑定評価が最高ランクの「GEM MT 10」で、世界に8枚しかないというレアカードの一枚“かいりきリザードン”を5000万円で購入した。

 これを受け「晴れる屋」創業者のトモハッピーは、自身のユーチューブを緊急で更新。「凄くうれしかった」とヒカキンへの感謝を語り「ヒカキンさんの動画を見た人がポケモンカードに興味を持ってくれたら心から嬉しい」と呼びかけた。

 続けて「あの“かいりきリザードン”は僕、トモハッピーが直接仕入れた品だったんです」と発表。過去に2枚の“かいりきリザードンを、180万円、160万円で買い取ったと原価を明かした。

 原価については、発掘した時点で鑑定グレードが判明していなかったことなどから、この価格にしたという。グレードの判定まで1年がかかり、その間にポケモンカードの価値が急騰。同グレードのカードが「今年の春、海外のオークションで4400万円で取引されていた」ことなどから、社内で「少なくとも5000万円、高くて6800万円」で販売するという意見が上がり、5000万円での販売に至ったという。

 「凄い体験をしたというか…目の前である日突然現れたカードが、月日が経って最高鑑定を得て、とんでもない金額になり、まさかヒカキンさんが買って動画になるとは…あの日あの時は全く想像もつかなかった」と感激しきりのトモハッピー。「もの凄く貴重な体験をさせていただきました」と改めてヒカキンとファンへの感謝を込めた。

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