太田光“相棒”エアガン「捨てた」 安倍元首相銃撃受け…楽屋でおなじみのネタが「シャレとしてできない」

[ 2022年8月10日 11:05 ]

爆笑問題の田中裕二(左)、太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」が9日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演。安倍晋三元首相が奈良市での参院選の演説中に銃撃されて死亡した事件を受け、“おなじみのネタ”として所持していたモデルガンを「捨てた」と明かした。

 太田は長年、楽屋にあいさつをしに訪れた共演者に対し、エアガンを向けて撃つふりをして驚かす、という流れをおなじみのネタとしていた。若手芸人も、撃たれたあとの“返し”を用意するのが恒例となっていた。

 しかし銃撃事件を受け、太田はエアガンを「最近捨てたんですよ」と告白。「銃を置いたんです。安倍首相の事件があって。ああいうのは、そういうことが絶対に起きない世界という前提がないと、ギャグとしてしっくりこないわけです。でも、もうそういうことが起きちゃう国になってしまった。だから、もうシャレとしてできないなって思った」と理由を告白。だが、楽屋あいさつに訪れる若手がいまだに“返し”を用意しているという。

 太田が「丸山礼ちゃんとか、宮下草薙とかが用意してくれてくるのよ。銃がないから、しょうがないからその辺の台本を投げつけたりして」と明かすと、田中は「そっちの方が危ないって」とけん制。「銃がなくなってホッとしてる人もいるかもしれないよね」とつっこんでいた。

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2022年8月10日のニュース