「ミヤネ屋」旧統一教会・田中会長会見中継も質疑応答前に“時間切れ” 鈴木エイト氏「早く本題に入って」

[ 2022年8月10日 17:12 ]

日本テレビ社屋
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が10日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見を行った。午後3時から始まった会見の模様は日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)でも中継されたが、田中会長のスピーチ中に番組が終了し、質疑応答の前に“時間切れ”となった。

 田中会長は会見で、安倍晋三元首相襲撃事件で殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)の動機が教団への恨みだったとの報道を受け、「お騒がせしていることに深くおわび申し上げます」と謝罪。そして報道によって教団、信者への脅迫電話などの被害があったとした。

 会見開始から約35分が経過した頃、田中会長は司会者に「そろそろスピーチの方、終わりにしていただいて…」と促されたが「全部させてください」とスピーチを継続。その後再び「よろしいですか?田中さん、そろそろ…」と言われ、午後3時47分頃にスピーチが終了。その後質疑応答に移った。

 「ミヤネ屋」は午後3時35分、田中会長が2015年の名称変更について説明している場面でCMに入り、その後はスタジオから全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士、ジャーナリストの鈴木エイト氏らが会見について解説。質疑応答は一問も放送されずに番組が終了した。田中会長のスピーチ中には鈴木氏が「こんなことどうでもいいから、早く本題に入ってほしいですね。時間がないので」と話す場面もあった。

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2022年8月10日のニュース