日テレ「熱唱!ミリオンシンガー」　「本人超え」で賞金100万円に物議　「本家に失礼すぎる」

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　日本テレビは9日、「熱唱!ミリオンシンガー」（後9・00）を放送。企画の内容に一部から批判の声が上がっている。

　番組では、「神声シンガー　神の歌声で本人超えできたら100万円」「7ジャンルの名曲　カラオケすべて高得点で100万円」と題した企画を実施。「神声シンガー」では、歌自慢の一般人が自信のある1曲を披露し、その出来を審査員5人が評価する。「本人と全く互角」であれば100点、さらに「本人を超えた」と感じた場合は101点をつけることができるとし、5人の合計点数が501点以上であれば「本人超え」として認定され賞金100万円獲得となる。

　番組第4弾となる今回の放送。オープニングで、MCのお笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平は「本人を超えるなんてことは無理ですから。本来は。ただ、可能性があるかもしれないということで」と話し、相方の松尾駿は「いやいや、全然あります。前回も僕はもう超えてたと思います」とコメントした。

　この「本人超え」について、ネット上では「本人より歌上手いってことが言いたいわけ？本家に失礼すぎる気がする」「本人に対する敬意なさすぎ」「歌手を貶めている言葉だとしか思えない」「本家超えって表現には語弊がある」と指摘する声が相次いだ。過去の放送でも、「本人超え」の表現について同様に物議を醸していた。