久住英二院長 医療4学会の「軽症なら受診控えて」の呼びかけは「医者の職場放棄」とバッサリ

[ 2022年8月7日 11:54 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 「ナビタスクリニック」(新宿・立川・川崎)の久住英二院長が7日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にリモート出演。新型コロナウイルスの感染「第7波」が続く中、日本感染症学会など4学会が軽症なら受診を控えるよう呼びかけたことに「医者の職場放棄」と断罪した。

 4学会は65歳以上、妊娠中の人、基礎疾患がある人を示し、そのほか、37.5度以上の熱が4日以上続く、水分が飲めない、ぐったりして動けない、乳幼児で顔色が悪いといった症状が重い場合は受診が必要としつつ、条件に当てはまらない症状が軽い場合は医療機関への受診を控え、自宅での療養を呼びかけた。

 これを受け、意見を求められた久住院長は「医者の職場放棄ですよね」とバッサリ。「具合が悪い人が全員コロナではない。具合が悪いから見てほしい!と言っているのに、“4日待て!”って言っているのは待っている間に、手遅れになったり、別の病気で手遅れになっちゃうってことが起こり得る。これはコロナだって診断がついて、オンラインで薬を出すとか、(システムを)構築しておいたうえで、そちらを使ってください!っていうんだったら話はわかるんですが、現場からすると、そんなこと言っちゃったら、世の中に医者いらないじゃん!って話になっちゃう」と斬り捨てた。

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2022年8月7日のニュース