笑福亭鶴瓶　うやむやすぎる国会議員に喝「はよ辞めたらええわ」　立派すぎる球児を引き合いに

落語家の笑福亭鶴瓶
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　落語家・笑福亭鶴瓶（70）が7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ」（日曜後4・00）に大阪からリモートで生出演し、高校野球奈良大会の決勝を戦った天理、生駒の両チームに称賛を送った。

　7月28日に行われた決勝では、初めて決勝に進んだ生駒に、新型コロナウイルスの影響で体調不良の選手が続出。準決勝からベンチ入りメンバーを12人、スタメンも5人、入れ替え、先発投手は今夏初登板の1年生という苦しい陣容で戦った。手負いの相手にも、天理は手を緩めることなく戦い、21－0で大勝した。

　試合終了直前には、天理ナインがタイムを取り、生駒の選手に配慮することを確認。勝利の瞬間、選手たちは派手な祝福を自粛し、本塁に整列した。

　相手を称える大人びた対応に、鶴瓶は「でもホンマにちゃんとしているよね、このごろの子」と感心。一方で、「ちゃんとしてない大人が多いわ。俺らも含めてやけど、きっちりしようと思うけど」と、自戒の念も込めた。

　さらに、その目を政治家たちにも向けた。「恥ずかしないかな？と思うわ。みんなちゃんとしてはる中の、一部の政治家ですけどね。ちゃんと説明もしないで。あんなん恥ずかしくないか。はよ辞めたらええわ」。明言こそしなかったが、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との関係を取りざたされながら、今後の関係解消を明言しない国会議員たちを指しての発言とみられる。

　最後は広島出身の岸田文雄首相にも言及。「今の総理大臣は広島ですからね。この時にやっぱり、ちゃんと核のこともはっきりさせてもらいたいですよね」と、核兵器廃絶へ役割を果たすことを期待した。