張本勲氏 5打席連続本塁打の村上宗隆「下半身で打っているところがいい…王貞治も8割が下半身」

[ 2022年8月7日 11:02 ]

張本勲氏
Photo By スポニチ

 野球評論家の張本勲氏(82)が7日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。2日の中日戦でプロ野球新記録の5打席連続本塁打を放ったヤクルト村上宗隆内野手(22)についてコメントした。

 張本氏は「凄いことをやってくれるねえ。びっくりしましたね。4打席連続ホームランもなかなかないですよ。90年近い日本プロ野球史で13人くらいしかいないからね。それで5打席。逆にピッチャーはなにをやっているのかと」と言い、「彼のいいところは下半身で打っているんですよ。打者は、もちろん両手で打つんだけれども、世界のホームラン王の王貞治は下半身。8割、下半身で打っているんですよ。村上は下半身が非常に安定している。あんまり足を上げない、かといってすり足でもない。タイミングが非常にいいんです。もっとホームランは増えるでしょう」と解説。

 そして「やっぱりホームランバッターは、忍耐と集中力なんですよ。じーっと長打できる球を、最初はストライク、2回目のストライクでも平気で見逃すような忍耐がないとだめなの。大体4打席立って20球。その中に1球あるかないかですから。それを仕留めるかどうか。この集中力、これは王貞治が抜群でした。これを村上は習ってもらいたいね。60本打てると思いますよ」と話した。

 張本氏は昨年12月26日の放送で同番組のレギュラー出演を「卒業」。生出演は3月27日の放送以来となった。

続きを表示

2022年8月7日のニュース