中居正広 急性虫垂炎で入院した際の詳細明かす 病室は7年前亡くなった最愛の父と「同じ階の別の部屋」

[ 2022年8月7日 16:15 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(49)が6日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。急性虫垂炎のため救急搬送された時の詳細を明かした。

 中居は7月14日に入院。総合司会を務めることになっていた16日放送のTBS「音楽の日2022」や、同日のテレビ朝日「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)を欠席した。

 7月20日収録&22日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)では手術を受けていたことを明かしたが、この日は「虫垂炎の話、しましょうか」と自ら切り出し「アハハハ…」と照れ臭そうに笑った。そして「いろいろとご迷惑をおかけしました」と陳謝しながらも「こういうので騒動になるのイヤなんだよな…」と悔しそうにポツリ。中居は自身の体調などについて騒動になることを好まず、以前からなるべく時間が経過してからしれっと明かすように努めてきた。だが、今回は生放送の長時間番組である「音楽の日」を休むこともあって入院2日後の7月16日に発表。「かなりのご迷惑をですね…」「大迷惑ですよ」「大変だったと思います」と現在も共演者やスタッフに申し訳なく思っており「結構背負っちゃいます」とした上で「時系列、話しますね」と詳細を明かした。

 7月12日に入院してから退院まで日記を書いたそうで、それを見ながら説明した中居。10日夜に腹痛のため痛み止めの薬を飲んで寝たものの、11日午前4時頃に痛みが激しくなり、リビングで再び服薬してから寝室へUターン。だが、「痛くて寝れず」という状態が続き、午前6時頃にはついに耐え切れなくなって自ら救急車を呼んだという。

 痛みに対して我慢強い人間だと自認していたものの、救急車が到着するまでの10分から15分間で「もうギブ(アップ)」という状態に。中居正広は本名のためバレるのは仕方ないものの、何とかパジャマからジャージにだけは着替えて救急隊員を待った。「自分が乗る救急車(を呼ぶのは)初めて」だったが、到着した救急隊員に保険証を出すと「お名前は?」と聞かれ「書いてあるし…。モロ中居だし…」と内心苦笑いの中居。自身は痛みのあまりずっと目をつぶったままストレッチャーに載せられて病院に運ばれたが、途中で「“中居くんだ!”みたいなのは何となく聞こえてたのよ」と振り返った。

 あまりの痛さに一時は意識もうろう。だが、その日は昼過ぎからテレビ朝日の不定期特番「中居正広のプロ野球魂」収録があったため、点滴を受け、腹痛を抱えたままスタジオに向かった。そして、激痛をこらえながら収録をこなした後はやや痛みが治まったため、「音楽の日」で演奏を披露した先輩グループ「男闘呼組」の収録を見学に。午前零時頃に就寝した。翌朝、午前9時頃に起床。この日は「音楽の日」の最終打ち合わせがあったが、その前に足を運んだ病院で再検査、そして入院、手術が決まったという。

 中居は4月30日放送のラジオで、もう収まったとしながらも「おなかが張る」日が続いていたという話をしていたが、今にしてみると、それが“前兆”だったという。そして、中居が今回入院した病院は2015年2月19日に喉頭がんのため79歳で他界した最愛の父・正志さんが入院、手術したのと同じ病院だったことも告白。ともに個室のため「オヤジと同じ部屋だったりするのかな」と当時を思い出して複雑な思いになったが「同じ階の別の部屋」だったと明かした。

 結局、病院に4泊5日。手術前には一時外出許可をもらって自ら自宅に戻り、下着やタオルを自分で用意して病院に戻るといった経緯もあったという。手術前夜からは絶食、絶飲だったが「うちのお父さんは丸3カ月、飲まず、食わず、しゃべれず、でしたから。そんなん考えたら余裕っしょ」と中居。飲水が解禁された直後については「一口目は鶴瓶さんの麦茶でした」と話していた。

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2022年8月7日のニュース