二宮和也 06年「硫黄島からの手紙」オーディション秘話 「監督に会っていたら間違いなく落ちていた」

[ 2022年8月7日 22:53 ]

嵐・二宮和也
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 「嵐」の二宮和也(39)が7日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。対談企画「インタビュアー林修」に登場し、2006年に公開されたハリウッド映画「硫黄島からの手紙」のオーディション秘話を明かした。

 第二次世界大戦で硫黄島での激戦を描いた作品で戦争に疑問を持つ兵士・西郷昇役を演じた二宮。23歳だった二宮は「当時はそんなに仕事がなかったので」とし、「何かないですか?」と所属の「ジャニーズ事務所」に仕事の話を聞いた。

 事務所から「オーディション受けるか?」と「硫黄島からの手紙」のオーディションを打診された。その際、二宮は監督がクリント・イーストウッド氏だったことに「クリント・イーストウッドのオーディションに行ったっていうので、このトークだけで7、8年いけるんじゃないかと思って」と考えていたことを打ち明けた。

 だが、「目的は会いに行くことだったから」とオーディションに監督が不在だったため「もう大丈夫だ。これはもういい」とやる気を失った。そのためオーディションで出された「やりたいシーンを3つ選んで」というお題で、3つ全て「黙っているシーンやった」と話さなくてすむシーンを選んだという。

 これにはさすがに映画関係者から「セリフあるシーン1個くらいやって」と注文され、渋々演じた。この「やる気のない感じが現代的であの役にピッタリ」とクリント・イーストウッド監督に刺さった。二宮は「オーディションで監督に会っていたら間違いなく落ちていたんだなと思う」と振り返った。

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2022年8月7日のニュース