賛否を呼ぶ「ちむどんどん」 朝ドラ視聴習慣も“どんどん”変化

[ 2022年8月7日 09:15 ]

芸能「覆面座談会」 これが“噂の深層”

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」ヒロインを務める黒島結菜
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 記録的猛暑の夏。芸能界でも、TKO木本武宏(51)が、巨額の投資トラブルを抱えていたことが発覚するなど、熱いニュースが続いています。気になる話題を、いつもの覆面メンバーが深掘りします。

 リポーター NHKで放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」が、連日ネットで話題になっているね。

 ワイドデスク ストーリー展開を巡って、さまざまな意見が寄せられているよね。

 週刊誌記者 特にたくさんの賛否を呼んだのが、ヒロインの比嘉暢子(黒島結菜)が、幼なじみの青柳和彦(宮沢氷魚)と大野愛(飯豊まりえ)の婚約が解消された後、青柳と結ばれるところ。「略奪愛じゃないか!」などの声が多数寄せられた。

 スポニチ本紙デスク 近年はSNSが発達し、ドラマの楽しみ方も変わった。毎日放送される朝ドラは、放送を見て感想を書き込むまでを1セットに視聴する習慣が根付いている。その分、ネガティブな意見も今まで以上に目立ちやすくなったね。

 リポーター 今作では、略奪愛や、型破りすぎるニーニー(竜星涼)の行動など、良くも悪くも朝ドラらしくない展開が目立っている。

 週刊誌記者 連日話題がつきないだけに、朝ドラの後枠で放送される「あさイチ」にもある変化があったようだ。

 ワイドデスク 恒例だった“朝ドラ受け”が、ここ最近は明らかに減っているんだよね。

 本紙デスク そもそも“朝ドラ受け”が定着したのは、2013年の「あまちゃん」の時だったと言われている。当時「あさイチ」のキャスターを務めていた有働由美子アナウンサーと井ノ原快彦が、番組の冒頭でその日の朝ドラの感想を語り合う様子が好評で、以後“お決まり”のルーティンとなった。

 リポーター それが、ちむどんどんになった最近は災害報道などがなくても、いきなり番組のその日のテーマのVTRからスタートすることも増えた。

 週刊誌記者 朝ドラの感想を語ると、それがインターネット上で記事になることが多く、結果的に批判的なコメントも寄せられる。公共放送として、そこは慎重な判断があったようだ。

 ワイドデスク そんな中、先月に「あさイチ」MCの博多大吉が「朝ドラ受けを諦めるつもりはありません」と放送内で語ったことも話題になった。

 本紙デスク 鈴木奈穂子アナも「そうです。毎日見てます。しっかり」と同調していたけど、NHKのアナウンサーとして慎重に言葉を選んでいたんだと思う。

 リポーター 放送も残すところ、あと2カ月弱。登場人物たちの過去も明らかになってきただけに、今後の展開にも期待が集まる。

 ワイドデスク 近年の朝ドラの中でも日々のネット反響が大きい作品であることは間違いない。これからも“ちむどんどん(胸がわくわく)”していきたいね。

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2022年8月7日のニュース