ひろゆき氏 賛否巻き起こる安倍元首相の国葬は「経済的にはプラスになる」

[ 2022年8月7日 14:21 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が7日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。9月27日に東京の日本武道館で実施することが閣議決定された、参院選の街頭演説中に銃撃されて死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬について見解を示した。

 ゆろゆき氏は「日本の国家予算って100兆円とかあるので、国葬をやるとしてその2億円を払うかどうかで、年収100万円の人が2円使うかどうかって話を国会でやろうとしている。“国葬にしませんでした!”って言っても、結局、葬儀的なものはやるわけ。中曽根元首相の場合は内閣府と自民党の両方でお金を出し合って、2億円弱かかった。お葬式をやるってなれば、警備の費用も掛かって、世界中から外交としてそれなりのレベルの人が来ますよってなる。だったら、国葬って形にして世界中の偉い人に来てもらって、そこで、岸田首相が外交関係を作れれば、2億円ってめちゃくちゃ安い」と私見を述べた。

 これに、番組進行を務める作家でエッセイストの阿川佐和子さんは「政治的に国葬を利用したほうが得だよって話ですか?」と疑問符。すると、ゆろゆき氏は「国葬を100%全員が賛成っていうのもない。ただ、2億円っていう額が税金から出すのに適した額なのかって考えると、他の国の国家元首に会うのに、一人1億円かかるとすると、40カ国とかの偉い人が来てくれて、そこで岸田首相や外務省の人が話をするんだったら、めちゃめちゃコスパはいい。日本滞在でお金もバンバン落としてくれるので、経済的にはプラスになる」と見解を示した。

 さらに「台湾の総統と中国の人が同時に来るってなると、世界中で“何か話をしてほしい!”ってなる。そういうキャスティングボードを日本が握っているという状態でもある」とも主張した。

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2022年8月7日のニュース