篠原ともえ アートディレクターと結婚し、デザイン会社設立 コロナ禍も「一つ一つの仕事を…って」

[ 2022年7月29日 14:58 ]

篠原ともえ
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 デザイナーでタレントの篠原ともえ(43)が29日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。結婚し、デザイン事務所を立ち上げた当時について語った。

 篠原は16歳で歌手デビューし、個性的な“シノラー・ファッション”で一大ブームを巻き起こした。現在、シンガー・ソングライターの松任谷由実や、歌手・水森かおりの衣装を手掛け、今年5月には国際的な広告賞「ニューヨークADC賞」で銀賞と銅賞を獲得するなどデザイナーとして活躍している。

 司会の黒柳徹子から「どうですか、世界的な賞をお獲りになったりしている今のご自分のこと」と振られると、篠原は「あっという間に時がたちましたね。今の私を当時の自分が見ても喜んでくれると思うので」としみじみ。「デビュー当時も腕輪ですとか自分で作ったりですとか。シノラーファッションのアイデアも自分自身で似合うお洋服を着て、こう考えていたものだったので、洋服の世界に進むことは自分自身の大きな夢でもあったので」と続けた。

 2018年には芸能活動を休止し、学校でパタンナー技術を基礎から学んだ。「得るものがありましたね。自分自身のオリジナルの作品っていうのをどう突き詰めて作り上げるかっていうのを向き合いまして、それで着物からインスピレーションを得て四角い生地で余すことなく使い切って作品を作るというところにたどり着きました」と明かした。

 黒柳からその間の2019年には結婚もしたと振られると、「そうなんです」と笑顔。お相手は「アートディレクターをしている池澤樹なんですけど、デザインを仕事にしている方だったので、気も合いまして」と説明、「結婚して彼も会社に勤めてたんですけれども独立して。私自身もデザインに挑戦していきたいなということで、2人で2020年に会社を立ち上げて。いつまでも自分自身が学びながら進んで行こうという思いの中で立ち上げました」と夫が社長、自身が副社長を務めていると語った。

 コロナ禍で思い切った決断だったかと聞かれると、「そうなんですよ。張り切ってデザイン会社を作ってすぐにコロナ禍になってしまって。思うような仕事が来なかったりとか、すごく不安な中での会社設立だったんですね」と回顧。だが池澤氏からは「小さな仕事も大きな仕事も関係なく一つ一つの仕事をしっかり育てていけば、必ずいい仕事につながるから」との言葉があったとし、「デザインの面でもすっごくアドバイスをもらって、それがかなり力になって、今の仕事につながっていますね」と笑顔で話した。

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2022年7月29日のニュース