なにわ男子 「なにわの日」に凱旋ライブ!昨年のデビュー発表から丸1年 全26曲熱唱

[ 2022年7月29日 04:00 ]

「なにわ Lucky Boy!!」を熱唱するなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、長尾謙杜、道枝駿佑、藤原丈一郎(撮影・後藤 大輝)
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 なにわ男子が「なにわの日」の28日、CDデビュー後初となる全国ツアーの大阪城ホール公演を行った。前日27日との2日間で4公演を行い、計4万8000人を動員。昨年のデビュー発表から丸1年で、関西ジャニーズJr.出身の7人が地元に“凱旋”した。

 昨年、デビューが発表されたグループにとって特別な「なにわの日」。7人が笑顔で“プラチナのジェット”から大阪城ホールに降り立った。ジャニーズJr.時代から歌う「ダイヤモンドスマイル」の歌詞にも登場する“プラチナのジェット”。新たな出発を感じさせる演出の中、登場した道枝駿佑(20)は「この日をファンの皆さんも特別に思ってくださっている。その愛を受け取って、僕たちからの、愛もより一層伝えていけるライブにしたい」と意気込んだ。

 11月12日に羽田空港で開催されたデビューイベントでは、チャーター機から報道陣の前に登場。今回、チャーター機とほぼ同サイズの機体頭部のセットを設置。七色に光るタラップを一歩一歩踏みしめながら、ファンの前に姿を現した。

 デビュー後初のツアーは、ファーストアルバム「1st Love」を引っ提げ、全国9都市で39公演を予定。この日は、デビュー曲「初心LOVE」など全26曲を歌った。

 デビュー前のオリジナル曲から最新アルバム曲まで盛り込まれた約2時間半は、1年の歩みを感じさせた。

 明るい曲調の「サチアレ」ではポップな振り付けを踊り、「The Answer」では大人っぽい表情で、クールにダンス。「ダイヤモンドスマイル」はアルバムに収録された“アレンジバージョン”を歌い、各自のパワーアップしたパフォーマンスを見せた。

 デビューを経て、グループ活動はもちろん、映画やドラマなどソロ活動もより充実。大橋和也(24)は「(ソロ活動で、さらに)表現力が身について、見せ方が凄いみんな成長していると思います」と誇らしげに語った。

 着々と夢を実現させているホープたちだが、藤原丈一郎(26)は「まだまだかなえたい夢がたくさんあります」。最後は7人で再び“プラチナのジェット”に乗り込んで、まだ見ぬ目的地へと旅立った。

 ≪ハートで西畑「Loveを伝える」≫花道やトロッコなど、会場の至る所にハートがちりばめられた。「甘酸っぱさやピュアな気持ちを思い出す、最高にキラッキラ」が今回のアルバムのコンセプトとなっており、演出を担当した西畑大吾(25)は「Loveを伝えるためにハートを存分に使った、メルヘンなセットにした」と明かした。衣装は長尾謙杜(19)が担当。「歴史を感じてもらえるものや、僕たちの方向性を知ってもらえるピンクでキラキラな衣装を作りました」と語った。

 ≪ファーストアルバム初週71万枚超≫13日に発売となったファーストアルバムは25日付のオリコン週間アルバムランキングで初週売り上げで71万2000枚を記録。今年度最高初週売り上げを記録した。大西流星(20)は「Jr.時代の楽曲も収録されてますし、僕たちの今までの思いが入っている。たくさんの方に自分たちの宝物である楽曲が届いて幸せ」と語った。全国ツアーは11月3日までに名古屋や横浜など全国9都市で39公演を予定。動員数はグループ史上最大の約40万人となる。

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