水野泰孝医師　コロナ感染拡大の今、必要なこと「マスクをなくして会話する場面を減らす、ここだけ」

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　日本感染症学会指導医の水野泰孝医師が29日、日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。新型コロナウイルスの感染者が急増していることについて語った。

　番組では、感染拡大に伴って、各自治体が独自の行動制限の基準を定めていることを取り上げた。これに対して、水野氏は「医療を守るために止むを得ない処置だと思いますが、その一方で行動制限って言うとある程度大きな網をかけてしまうことになるので、行動制限という言葉が先にいってしまって、それによってイベント中止、学校行事中止って全てがなってしまう可能性がある」と指摘。

　その上で「やっぱりほんとのポイントは、マスクをなくして会話する場面を減らす、ここだけなんですよ」と述べた。さらに「そこを細かくしたメッセージが必要なのかなと思います。そこがピンポイントなので、そこを守っていただければ」とし「例えば、大人数で集まってもマスクをして黙っていれば感染リスクは低いわけですから、イベントもやりようなんですよね。なんで感染するのかっていう理論に基づいたうえで、ピンポイントのメッセージをもう少し強調する（必要がある）」と自身の考えを語った。