「ちむどんどん」急転!初登場おばぁウシの一喝 一気に問題解決 良子徹夜の御三味料理“絶賛”博夫も男気

[ 2022年7月29日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第80話。(左から)曽祖母・石川ウシ(吉田妙子)博夫(山田裕貴)良子(川口春奈)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第80話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第80話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。暢子は結婚に反対する和彦の母・重子(鈴木保奈美)への“お弁当作戦”を継続。そして、和彦は母への思いを手紙にしたためる。一方、沖縄。良子(川口春奈)は暢子の苦労に刺激を受け、なかなか自分のことを認めてくれない夫・博夫(山田裕貴)の家族に再び向き合うことを決心。そんな妻の姿に博夫も心を固め、実家に乗り込む…という展開。

 料理が苦手な良子は暢子に電話をかけ「御三味(ウサンミ)料理」に挑戦。御三味とは旧盆や清明祭などの行事や法事に不可欠なお供え料理。豚肉を中心に、山や海の食材を使う重箱料理。

 翌日、那覇・石川家。祖父・小太郎(小林勝也)父・博太郎(粟野史浩)叔父・修(木津誠之)を前に、博夫は「僕はもう迷いません。良子を認めないなら、もう二度と、この家の敷居はまたがない覚悟です」などと男気。そこへ曽祖母・ウシ(吉田妙子)が現れ「博夫の言う通りやさ。時代は変わる。先にいく者が後に残る者の未来を縛ってはいけない。博夫の嫁は間違ってない。これは石川の女たちみんなの思い。認めなかったら、明日から自分たちで自分のごはんを作れ。洗濯も掃除も全部やれ。博夫の嫁を認めなさい。男らしくハッキリしなさい」――。一転、小太郎は「おばぁの言う通りやさ」と認めた。

 良子は石川家と食卓を囲む。博夫が頼み込み、小太郎たちは良子が徹夜で作った御三味料理を絶賛。小太郎は「これぞ石川の嫁。よくやった。仕事を続けなさい」と良子を認め、ウシは「良子さん、料理も家事も女だけでするのは、もう古い。あんたはやるべきことがある」などと後押し。初登場のウシが一気に問題を解決した。

 重子は和彦の謝罪と感謝の手紙を読み、暢子のお弁当を初めて口にした。

 重子のあまゆ招待を台無しにした賢秀(竜星涼)は千葉・猪野養豚場に再び戻り「もう一度、働かせてください」。

 来週第17週は「あのとき食べたラフテーの」(8月1~5日)。暢子&和彦の結婚はどうなる?

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