橋下徹氏 街頭演説の“恐怖体験”を告白「“危ない人だな…”と思う人が周りにいても…」「一定の規制を」

[ 2022年7月11日 15:50 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が11日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。8日に安倍晋三元首相が奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件についてコメントした。

 橋下氏は自らの選挙運動を振り返って、「1つの問題点として、街頭演説をやって“危ない人だな…”と思う人が周りにいる時でも、制止できないんですよ。僕の演説でも、押し問答になって逆に訴えられたりとかありました」と口に。聴衆の言動について「表現なのか、ヤジなのか、危険行為なのか」は瞬時には判断できないとした上で、「やってた立場からすると、申し訳ないけれども、反対運動は別の安全なところでちゃんと聞くから、街頭演説とかではちょっとでも危ない素振りがある場合には“ちょっと向こうに行っといてください”ってことを言いたいけど、言えないんです」と語った。

 また、演説場所の周辺道路の規制について、「総理経験者であったとしても、仮に現職でも、なかなか車は…。一般市民の人に迷惑をかけてはいけないという原則がある」として、現実的には難しいと説明。その上で「そこはね、民主主義の選挙をしっかりと支えるのであれば、国民にも理解してもらいたいですよ。それだけ危険性のある人物、狙われる対象なんですから、一定の規制を。民主主義を支えるためにも、国民の方も一定規制に服するってことは必要だと思いますね」と述べて、与野党で早急にルール作りすることを求めた。

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2022年7月11日のニュース