田崎史郎氏 選挙結果を受けての政界の今後「一番大きな影響を与えるのは憲法改正に対する動き」

[ 2022年7月11日 07:59 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(72)が11日、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に出演。10日に投開票された第26回参院選の結果について言及した。

 安倍晋三元首相が8日に凶弾に倒れ、民主主義の根幹を揺るがす異常事態の中で行われた選挙で、自民党は改選55議席を上回る60台を獲得し大勝した。公明党と合わせ与党で改選過半数の63を超え70議席以上に達した。安倍氏が党内議論をリードしてきた憲法改正の是非も争点となったが、「改憲勢力」は国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持した。

 田崎氏は、選挙結果を受けての政界の動きについて「一番大きな影響を与えるのは憲法改正に対する動きじゃないかなと思います。憲法改正に積極的な自民党と維新の会が議席及び票を伸ばしたんですね。一方、憲法改正に慎重、消極的な立憲民主党が議席を減らして、得票数においても維新との差が100万票以上つきそうなんですね。維新より100万票少ない。共産党も議席を減らした。同じ与党でも公明党は慎重なんですが、そういうところが議席を減らしているんですね。だから憲法改正の推進力にはなったんだろうと思います、今回の結果は」と見解を述べた。

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2022年7月11日のニュース