平原綾香 大物シンガーソングライターの振る舞いに感激「誰も不幸にさせない」「本当に心の優しい方」

[ 2022年7月11日 11:44 ]

平原綾香
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歌手の平原綾香(38)が10日、TOKYO FM「ASKA Terminal Melody」(日曜後11・30)にゲスト出演。シンガーソングライター・ASKA(64)について語った。

 平原は2003年にデビューし、来年デビュー20周年を迎える。「19歳でデビューして、今38なので。月日がどんどん過ぎて」と感慨深げに語った。

 今年2月には富山市で開催された「AUBADE SYMPHONIC WAVE 2022」にASKAとともに出演。「ASKAさんのリハーサルをずっと見てました。やっぱ素晴らしいですね。突き抜ける高音とかね、低い声も響くし、どうやって声出してるんだろうって思って」と感激したという。

 同公演でASKAは体調を崩していたという情報を耳にしていたとも話し、「調子があんまり良くないって噂は聞いてたんですね。そうやって歌ってたんですけど、私、素晴らしいなと思ったのは、どんなに体調が悪くても決して誰も不幸せにさせないというところが素晴らしいと思いました。調子悪いと不機嫌になったり、ピリピリしてたり、誰かのせいにしちゃったりということ、あると思うんですけど、ASKAさん、1ミリもなかったんです。で、言い訳もしないし」と称賛。

 「だから、やっぱり凄い人は凄いんだなあって。父がいつも言ってた、“音楽が一流の人は、人間も一流だ”って言ってたんですけど、ああ、こういうことだなってその時感じました」と昨年11月に他界した父でサックス奏者の平原まことさんの言葉を思い出したと話した。

 ASKAとはそれ以前にレコーディングスタジオで偶然顔を合わせたこともあるという。まことさんはかつてCHAGE and ASKAのレコーディングにも参加したことがあったため、「ちょうど父が亡くなった直後だったんですよ。“お父さん大変だったね”って声かけて下さって。その後知り合いを通じてLINEでメッセージもいただいて。大事に保存してます。本当に心の優しい方だと思いましたね」と振り返った。

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