古市憲寿氏 安倍晋三氏襲撃で私見「宗教組織もあくまでも安倍さんが付き合った中でのたくさんの会での…」

[ 2022年7月11日 10:05 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三元首相が8日に奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃されて死亡した事件についてコメントした。

 古市氏は「過去に政治家の方が襲われた事件、何件もありますけれども、やっぱりそういう政治的信条で襲われる事件とは今回はまるで違うと思うんですね」と指摘。そのうえで「政治家って、橋下(徹)さんとか僕とか政治家と日常的に接している人からすれば常識ですけど、本当にたくさんの会とか団体とか組織と仲良くするじゃないですか。だから今回の宗教組織もあくまでも安倍さんが付き合った中でのたくさんの会の中での一つに過ぎなかったわけだけれども」と話した。

 そのうえで「ある種、それがネットを中心に陰謀論のように、宗教団体と安倍さんの関係が凄く深いんじゃないかってことが議論されてたわけですけど」とし、「凄い皮肉なのは、この犯人、宗教を恨んでたわけじゃないですか。恨んでいたにもかかわらず、ある種、安倍さんとその宗教団体が近いという陰謀論という違う信仰のある種、信者になってしまって、それで今回の犯行に及んだっていうのは凄く皮肉だなって思いますね」と自身の考えを述べた。

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2022年7月11日のニュース