東国原英夫氏 安倍元首相の銃撃事件は「盲点というか穴があった」自身の選挙活動中の警護を振り返る

[ 2022年7月11日 16:34 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が11日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。安倍晋三元首相(享年67)が8日に奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件についてコメントした。

 宮崎県知事、衆議院議員を務めた経験のある東国原氏は「警護が難しいのは選挙演説は支援者を対象にする。支援者をむやみやたらシャットアウトできないんですよ。握手もしたりグータッチしたり写真撮ったりしないといけない。フレンドリーに接触するんですね。ある一定のそういうスペースを作っておかないといけないのが警護の形。今回は後ろは一般道ですから、おろそかになったのは分かりますが後ろの警護が手薄はちょっと問題点ですね」と指摘した。

 そして11年に出馬した東京都知事選を振り返り「東京都知事選に出た時に共産党の候補の小池晃さんが襲撃されたんですね。選挙中に。その後から立候補している方たち全員に30、40人警護がついた。奈良県警と警視庁とは違うんでしょうけど、その時に僕は完璧だなと思いましたね。警護の方達がアドバイスくれるんですよ。移動中こうした方がいい、後ろはこうしなさい、右側はこうとか、建物はこうですからこういったところで演説はやめたほうがいいとか、指導してくれるんです。あれを見た時にすごいな、日本の警護はと。警視庁ですけど、そういう感想は持ちました」と警視庁の警護に感謝した。

 その上で今回の銃撃事件を「総理をお辞めになっておられるので、現職の総理だったらまた違ったんでしょうけど、そこにちょっと盲点というか穴があった感じはしますね」と語った。

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2022年7月11日のニュース