井筒和幸監督 木下ほうかに怒り「俺の名前をダシに使っているなら全部アウト」「本当にバカ野郎だよ」

[ 2022年3月30日 12:30 ]

木下ほうか
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 フジテレビ「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)が30日に放送され、複数の女性に性行為を迫ったなどと「性加害」を報じられたことを受け、芸能活動を無期限休止すると発表した俳優の木下ほうか(58)について、映画監督の井筒和幸氏(69)が番組の取材を受け、コメントした。

 木下は17歳で井筒監督の映画「ガキ帝国」(1981年)でデビューしており、いわば師弟の間柄。3月23日の「文春オンライン」では、女性への誘い文句として「井筒監督に紹介してやる」などと報じられた。

 番組の取材に応じた井筒監督は「木下から役者として使ってくれと言われた覚えはないな。本当に俺の名前をダシに使っているなら全部アウトやろ。被害を受けた女性がいるんだから、ちゃんと直接釈明すべき。本当にバカ野郎だよ」と怒りのコメントをした。

 木下は「文春オンライン」に「性加害」疑惑を報道された。記事では、2人の女優が2011年に木下から性行為を強要されたと訴えた。1人は演技指導の名目で木下の自宅に行った際の行為を告発。もう1人に対しては、木下は「いろんな監督を紹介してやれる」と話していたといい、いずれも優位な立場を利用して関係を迫ったものだった。

 報道を受け、事務所公式サイトで28日、「今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております」と明かし、木下と話し合い、合意のもと契約を解消することとなったことを発表。その後、木下自身もSNSで「一部事実と異なる点や10年程前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません」と報道を認め、謝罪し、「芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」とつづった。

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