三田佳子 今年9月に緊急入院していたことを告白 「化膿性肩関節炎」で現在は「日常生活は大丈夫」

[ 2021年12月22日 14:14 ]

三田佳子
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 女優の三田佳子(80)が22日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。今年9月に緊急入院していたことをテレビで初めて明かした。

 三田は4年前に首の病気「頚椎硬膜外膿瘍(けいついこうまくがいのうよう)」で引退も考えたと言うが、手術を受けて復帰を果たした。現在の状態を聞かれると、「非常に健康なんですけど、こないだね、ゆっくり連続ものが終わったからのんびりしようと思っていたら、急に高熱が出て。コロナじゃないかしらと思ってお医者さんに駆け込んだら、(左)肩に菌が入って」と明かした。

 病名は「化膿性肩関節炎」。治療については「一カ月から、まあ早くて3週間入院しないとダメっていうことになって。肩にドレーン(管)みたいなの穴を開けて。また菌なんです。大変だったんです」との処置を受けたことを明かした。「即入院です。びっくりするぐらいの数値が上がって、先生も驚いたって言うぐらい」の状態だったが、現在は「それが今はこないだ検診に行ったら、元に戻ってて。もう薬もいらないっていわれて」。肩に膿が溜まっていたと振られると、「そうですね。皮膚が薄いのか菌が入りやすいのか分からないんですけど」と語った。

 入院中はコロナで面会はできず、ガラス越しで電話で会話をしたという。「腕も上がらなくなっちゃって。今はここまでかな」と左腕を伸ばして真上に上げることができないが、「日常生活はもう大丈夫」と言い切った。入院中は食事制限があったとし、「糖値が上がると良くないんですって。だから一日1600カロリーしかなくて。間食するのに命をかけて。誰にも会えなかったのは寂しかった。孫にも会えなかったし。来てくれたんですけど、ガラス越しで」と振り返った。

 入院時には映画の仕事が決まっていたとし、「もう降りるしかないかなとあいさつしたら、監督さん以下、スタッフもキャストの皆さんも『三田さん、治る可能性があるなら待ちます』って言って下さって、それも元気のもとになったのかな。頑張らなきゃと思って」と三田。本来は1カ月程度の入院を予定していたが、3週間で退院。「あと1週間ぐらいは家で映画の仕事の準備しなきゃ。先生に頼んだら、ぎりぎり大丈夫だろうと。それがちょうど私の80歳の誕生日(10月8日)の日だったんです」と明かし、「退院のバタバタで、誰も祝って下さらないだろうなと思ったら、忘れずにいて下さる方がいて、たくさんお花が届いたり、身の回りのものを下さる方が多くて、とてもうれしかった」。その後は北海道でのロケに参加したとした。

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2021年12月22日のニュース