“ママ”大地真央「さや やすらかに…Love」神田沙也加さん追悼 11月撮影の2ショットとともに

[ 2021年12月22日 18:30 ]

大地真央
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 今月18日に急逝した女優の神田沙也加さん(享年35)が芸能界の母として“ママ”と慕うなど親交の深かった女優の大地真央(65)が22日、自身のインスタグラムを更新。「さや やすらかに……Love」と追悼した。訃報が伝えられた19日にはショックの大きさからコメントできず。21日の密葬から一夜明けたこの日、神田さんがダブルキャストで主演を務めたミュージカル「マイ・フェア・レディ」東京公演千秋楽(11月28日)後に笑顔で手を取り合う2ショット写真を掲載した。

 1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルとしても記録に残り、オードリー・ヘップバーン主演の映画(64年公開)も有名な「マイ・フェア・レディ」。大地は90~2010年と長らく6代目の花売り娘イライザ・ドゥーリトル役を務め、代表作の1つとなった。

 神田さんは18年、大地に憧れて夢見たイライザ役に起用(ダブルキャストは元宝塚歌劇団宙組トップスター・朝夏まなと)され、今回、3年ぶりに再演。東京公演(11月14~28日)は09年以来、12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場で上演された。

 大地とインテリアデザイナーの森田恭通氏が結婚した07年、2人と食事をした経験がある神田さん。ブログに森田氏のことを「パパ」と記し「パパもとっても優しい方で、ママの事を本当に大切に想っているのがサヤにも伝わってきて、間にいるとサヤまで幸せで、嬉しくなります。『3人、本当の親子っぽいね』と言ってもらい、ほくほく。(笑)」と大地夫妻との交流をうれしそうにつづっていた。

 大地は今年2月に上演された舞台「ローズのジレンマ」(東京・シアタークリエ)に主演。神田さんと13年ぶりの共演を果たした。大地は「取り組み方などに成長を感じる」、神田さんは「大地さんとは会うたびにハグするんです。でも最近は我慢しなきゃいけないので、ジレンマです」と互いについて語っていた。

 大地のインスタグラム全文は以下の通り(「マイ・フェア・レディ」劇中歌の歌詞)。

 東京公演千秋楽 帝劇2階ロビーにて…後から送ってきてくれた写真

 あったかい部屋でさ 寒さも忘れて…

 それが あたいのでっかい夢だよ

 チョコレートを食べて 暖炉にあたったら

 胸も踊るよ すごく幸せ…

 鳥の歌声で窓を開ければ 

 風やさしく吹いて 悩みも飛ぶ

 誰かがあたいに 呼びかける言葉

 あったかい優しい 愛の言葉を

 夢みた 夢みた 夢みた 幸せ…

 6代目イライザ・ドゥーリトル

 さや やすらかに……Love

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